Amazon EC2とAmazon VPC

Amazon EC2 (Elastic Compute Cloud)

Amazonデータセンターに存在する仮想化されたサーバである。Amazon EC2は、開発者がウェブスケーリングのコンピューティングを簡単に行えるように設計います。使用するコンピューティングリソースは開発者自身が完全にコントロールできます。

特徴

  • コンピューティング要件の変化に応じてキャパシティをスケール可能
  • 支払いは実際に使用したキャパシティ分のみ
  • LinuxまたはWindowsを選択可能
  • 複数のAWSリージョンおよびアベイラビリティゾーンにまたがったデプロイで信頼性を向上
  • タグを使用してAmazon EC2のリソースを管理できる

Amazon VPC (Virtual Private Cloud)

AWSクラウドに隔離されたプライベート仮想ネットワークをプロビジョニングする。仮想ネットワーク環境を完全に制御でき、IPアドレス範囲の選択、サブネットの作成、ルートテーブルの設定、ネットワークゲートウェイなどのネットワーク設定を簡単にカスタマイズ可能。

非機能要件とクラウドアーキテクティング

非機能要件

 機能要件以外の要件。以下の5つが挙げられる。

非機能要件に対する誓約

 特に影響の大きい2つの非機能要件は優先的に配慮

セキュリティ

「システムが完全な支配下にない」という環境

  • セキュリティ・リスクへの対応
  • コンティンジェンシー・プランニング
  • SLA/法的合意や補償に関する仕組み

ユーザビリティ

特にイントラWebやローカルからの移行に注意

  • ネットワーク越しの利用による応答性低下
  • クライアント非互換性への対応
  • 社内統合認証との連携

非機能要件を考慮するポイント

システムの部分ごとに考慮

  • 機能・部分ごとに必要十分な非機能要件を設定
  • ビジネス的な観点から考慮
  • 必要以上の品質を求めない

サービスの適切な組み合わせ

  • 単体のサービスではなく組み合わせによって非機能要件を満たす
  • 後から変更しやすい設計にする

クラウドアーキテクティング原則

アーキテクチャ設計の拠り所となる6つの原則

  1. 可能な限り提供されるサービスを利用する
  2. 机上実験よりも実証実験
  3. スモールスタートからスケールアウト
  4. 変化に対して全レイヤで対応
  5. 故障を前提とした設計
  6. 最初だけでなく周期的な改善

 

クラウドエンジニアに求められる6つの能力

クラウドコンピューティングとは

必要に応じて他社が所有・管理する情報システム資源を借り、ネットワークを介して利用するコンピューティング形態。

つまり、自分でインフラを構築しなくても他社のリソースを借りて、必要な時に必要な分だけ利用できるシステムのこと。

 

クラウドコンピューティングの定義

The NIST definition of Cloud Computing

5つの特徴

 オンデマンド・セルフサービス

    人を介さず自ら資源を制御可能

 幅広いネットワークアクセス

    標準的プロトコルを使って、各種デバイスから利用可能

 資源のプール

    資源は複数利用者により共有され、物理的配置を考慮扶養

 迅速な拡張

    必要に応じて自動または手動でスケールアウト可能

 計測可能

    サービスの稼働状況が常に計測されており入手可能

3つのサービスモデル

  • IaaS (Infrastructure as a Service)
  • PaaS (Platform as a Service)
  • SaaS (Software as a Service)

4つの展開モデル

  • Private
  • Public
  • Community
  • Hybrid

クラウドエンジニアに求められる6つの能力

  1.  ITビジネスの動向に関する知識と理解
  2. 構成要素技術
  3. 市場サービス
  4. クラウド活用を実現する方法論
  5. クラウドの特性を活かすアーキテクチャ
  6. クラウドのリスクとセキュリティ

今回はクラウドエンジニアに求められる6つの能力のなかで1〜3について述べる。

1.ITビジネスの動向に関する知識と理解

企業が抱えてきた強いニーズ

  • 需要に応じて、いち早くサービスを展開したい
  • 状況変化にあわせて迅速にリソースを増強・縮小したい
  • はじめは小規模で、必要に応じてリソースを拡張したい

クラウドの登場・普及

  • 企業自身でニーズを実現可能に → 直接コントロールできるコンピューティング資源、従量課金で利用

ユーザ企業による内製化の働き

  • 自社でスキル習得して内製
  • 従来型SIベンダーを教育
  • 複数SIベンダーの利用

2.構成要素技術

クラウドサービスを構成する要素技術

  • 仮想化技術:運用管理や構成柔軟性の確保
  • 分散処理技術:スケールアウト性の確保
  • リソース配信技術:性能低下・伝送遅延の回避
  • ユーザ体験技術:利用者の利便性の確保

3.市場サービス

代表的なサービス

以上

ある普通の大学を卒業した普通の会社員の日々の記録

自己紹介

初めまして。

今年から新社会人になりましたkaaaazunです。

IT系の企業に勤めており、現在はコロナの影響で在宅研修を受けています。

開発したい。副業したい。でもまずはいろんな知識を身に付けたい。

でも何からしたらいいんだろう。

そんなことで日々頭を悩ませている普通の会社員です。

 

なぜブログを始めるのか。

このブログは、自分による自分のための記録用ブログです。

会社に入って1ヶ月近くが経過し、日々インプットを行っています。

しかし、学んだことをいざ誰かに説明しようとするとまったく言葉が出てきません。

その場では「理解したつもり」になっているのだと感じました。

そこで、このブログでは1日の学びを自分なりにまとめていこうと思います。

 

最後に

「今やれ」

僕が最近常に思い出す言葉です。

今までいろんなことを後回しにしてきました。

後回しにして得することはほとんどありません。

むしろ、損するばかりです。

なので!!!

 

ブログ今日はいいかなって思う自分へ

 

「今やれ」